鉄道模型のジオラマでは、立体感がある光景の方がよりリアルになります。鉄道模型のジオラマで田舎の町を演出するのであれば、山をつくることが重要になるでしょう。なぜなら、田舎を表す最大のアイテムが山だからです。もちろん川でも田舎をイメージすることはありますが、作るのが大変です。それよりも山であればそれほど難しいレベルではありませんので、だれにでも作ることができるでしょう。
作り方は様々ですが、発泡スチロールを切っていくやり型であれば簡単にできます。厚さ5センチほどの発泡スチロールを買ってきて、それっぽい形に切っていきます。当然土台は大きめにしても、頂上に行くほど面積が少なくなってくるため、思ったほど発泡スチロールを使うことはありません。ジオラマの大きさにもよりますが、高さ20センチぐらいでも十分でしょう。
色を塗るときはパウダーをかける月は、発泡スチロールのままだと安っぽい形に見えてしまいます。そこで、表面は石こうなどを塗り、色を塗りやすいようにしておくことが必要です。石膏であれば、表面だけ塗ってもそれほど重たくなることはありません。トンネルは、見た目も重要ですが、カーブを隠すことでも役に立つでしょう。